ワイン

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ワインリスト

マスターオブワイン大橋健一氏(株式会社 山仁)のご協力で、ワインリストを作成しました。
マスター・オブ・ワインとは、ワイン界最高峰の国際資格で1953年に創設されました。有資格者は世界中でたった370名(2018年)。日本人のマスター・オブ・ワインはわずか2名という最難関の資格です。日本在住の日本人MWは大橋健一氏のみ。

Chez竹榮山ではフランスワインを中心に自然派ワインも多数セレクトしてございます。
グラスワインも取り揃えておりますので、様々なワインをお楽しみください。

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ワインって?

どんなお酒?

ワインはブドウ果実を原料として醸造(発酵)されたお酒で、使用されるブドウは基本的に生食用ではありません。
ブドウの質や品種の特徴がストレートに反映され、「ブドウそのものを味わえるお酒」なのです。

ワインの特徴は?

美容や健康に効果があることは有名です。

赤ワイン

赤ワイン写真

果汁の中に果皮と種を一緒に漬け込むことで、色素成分である「アントシアニン」を抽出します。ですから赤ワインは赤いのです。
そして抗酸化力が高いポリフェノールは、ブドウの果皮、種に多く含まれているため赤ワインに含有量が多くなります。
その他、LDLの酸化を防止・血小板凝集の抑制や血栓症を予防する報告もあります。

白ワイン

白ワイン写真

白ワインには、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどミネラルがバランスよく含まれています。酒石酸(しゅせきさん)、リンゴ酸など約0.5%もの有機酸が含まれているのが特徴です。
食欲増進効果・利尿作用・腸内細菌群のバランスを整える作用があり、特に大腸菌やサルモネラ菌に対する抗菌力は高く速効性があります。

ワインに使われるブドウの品種と特徴

ワインの原料となる「ワイン用ブドウ」と普段馴染みのある「食用ブドウ」は水分の量・糖度や酸の濃度・渋味に違いがあるのが特徴です。
「食用」は食べやすさを基準に改良されているのに対して、「ワイン用」は糖度と酸味が強く果皮も厚く種が多いので渋味に富んでいます。

赤ワインに使用されるブドウの種類

基本的に果皮が濃い紫色した黒ブドウを使用します。
色と渋みは、ブドウの果皮にある「アントシアニン」や種子の「タンニン」からつくられているのです。

カベルネ・ソーヴィニョン 代表産地は「フランス ボルドー」チリなど世界中で栽培されている最も有名な品種。
房は小ぶりで粒も小さく、果皮は青黒く厚いのが特徴です。水はけの良い土壌と温暖な気候をとくに好み、完熟すると力強い味わいのワインが生まれます。
若いワインにはカシスやブルーベリーなど黒系果実の力強い香りがあり、しっかりとした酸や渋味が堪能できるでしょう。
熟成すると葉巻や皮革、甘草などの香りが現れ、渋味が和らぐとともに旨味が増していきます。
ピノ・ノワール フランス ブルゴーニュ地方を中心に生産されてる品種。
比較的冷涼で乾燥した気候を好み、南北アメリカ、ニュージーランドなどでも栽培されています。
果皮が薄いため、色調はやや淡く、渋味が少ないのが特徴です。産地により香りの質は違いますが、一般的にイチゴやチェリーなど赤系果実の風味やバラの香り、熟成するとキノコや皮革、紅茶などの香りが現れます。
メルロー フランス ボルドーのサンテミリオン地区をはじめ世界中で広く栽培されている品種です。
保水性のある粘土質土壌を好み、ラズベリーやチェリーなど赤系果実の香りがあります。
酸や渋味は穏やか、まろやかでふくよかなフルーティな味わいが特徴です。
熟成するとトリュフや土、プルーンのような香りが現われます。
シラー 温暖で乾燥したフランス ローヌ地方を中心にオーストラリア、南アフリカでも栽培されている品種です。
果皮に含まれる色素が多いため、ワインの色は濃く、渋味も比較的多いのが特徴になります。カシスのような黒系果実の香り・スパイシーな風味があり、熟成するとムスクや土の香りなど複雑でエレガントな味わいが堪能できるでしょう。

白ワインに使用されるブドウの種類

白ワイン用のブドウは主として果皮の色が薄い白ブドウを使用していますが、
まれに「黒ブドウ」の果汁のみを使用することもあります。

シャルドネ フランス ブルゴーニュ地方やシャンパーニュ地方をはじめ、南北アメリカ、オーストラリアなど世界中で幅広く栽培され「白ブドウの女王」と称される品種です。
冷涼な気候と少雨、ミネラル分の多い土壌を好み、特に石灰質な土壌で育つと高品質となると言われています。個性が強くない為、生産地の気候や土壌の個性を反映しやすく、さまざまなワインが造られるのが特徴です。
冷涼な地域では、レモンや柑橘類・青りんごの果実味があり、スッキリと上品な酸味が際立ちます。
温暖な地域では、桃やパイナップルのような甘い香りの果実味が出やすく、酸味は穏やか。まろやかさが強調される傾向です。
また樽熟成により、ナッツやバターの香りが現われます。長期熟成すると複雑でリッチな香りに満たされるのも特徴の一つです。
ソーヴィニヨン・ブラン フランスのボルドー地方やロワール川流域が主な産地でしたが、現在はニュージーランドやカルフォルニアなど、世界中で栽培されている品種。
青草みたいな香りとグレープフルーツのような爽やかな香りとキレが特徴です。爽やかな酸味とほろ苦さを持つので、フレッシュ感を楽しみ若いうちに飲むのに適しています。
リースリング ドイツを代表する品種で、フランスのアルザスやオーストリアなどでも栽培されています。
冷涼な地域での栽培に適し、シャープな酸味と石灰っぽいミネラル感のある味わいが特徴です。
若いワインにはリンゴやアプリコットの果実味があり、熟成するとハチミツや石油の香りが現われます。収穫時期や醸造法により、辛口から甘口ワインまで幅広く造られるのが特徴です。

ワイン用ブドウに適した土地と気候

ワイン用ブドウの栽培には、一般的にやせた水はけのよい土地が適しているとされています
やせた土地ではブドウは種を保存するために、生育が最小限になり、よい実をつけることにエネルギーが集中するからです。
水はけのよい土地では、ブドウの木が水分を求めて地中に広く深く根をはります。そうすることで、地中深くの養分やミネラル分を多く取り入れることができるのです。

ワインの美味しい飲み方

スパークリングワイン

グラス

ワイングラスはワインの香り、味わいの特徴を引き出すために設計されているものもあります。グラスの口の角度や広がり方により、ワインが舌へ落ちる状態が変わり、味わいの感じ方が異なってくるのです。
色々なグラスで様々なワインを味わってみてはいかがでしょうか?

温度

白ワインは少し冷やして、赤ワインはあまり冷さず室温くらいでお召し上がりください。
一般的に温度が低いと酸味や渋みを感じやすく、温度が高いと甘味とアルコールを強く感じるといわれています。
例えば、白ワインは渋味が少なく、酸が中心の味わいなので冷やすと味が引き立つ。
赤ワインは渋味とコクが特徴だが、低い温度だと酸味と渋味が強く出てしまいおいしく味わえない。などの特徴があります。

ワインの選び方

レストラン

ワイングラス写真

具体的には、予算やお料理との相性、味の好みや飲める量などによって選んでみるとよいでしょう。好みは十人十色なので、まずは自分の好きなワインを知るべく、色々な種類をチャレンジしてみてください。
お店の人に相談して、オススメを聞いてみるのも良いでしょう!

もし、何本か複数のワインを味わう時は、
淡い味わいから濃い味へ。白ワインから赤ワインへ。軽いタイプから重いタイプへ。
甘味は少ないものから多いものへ。熟成度合いは短いものから進んでいるものへ。と変化をつけて楽しんでみてください。

ラベルの読み方

ワインボトルのラベル写真

ラベルにはワインの「名前」・「産地」・「生産者」・「ヴィンテージ(収穫年)」などの情報が記載されています。デザインにも造り手のセンスが現われている看板のようなものなのです。
ラベルを見て感覚的に気に入ったワインを、どんな味か想像し、実際にトライしてみるのも良いでしょう

ワインと料理のマリアージュ

ワインと料理の相性のことを「マリアージュ」といい、結婚という意味を持っています。
一般的には、魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインが合うと言われていますが、ワインと料理の組み合わせは個人個人で好みがあるため一概には言えません。
自分が美味しいと思う組み合わせを探してみてはいかがでしょうか?

また一般的には
料理の味わいの濃度を合わせる
軽い料理には爽やかで軽快なワインを合わせ、味わいが強く余韻の長い料理には重厚なワインを合わせる。など

地方料理にはその地方のワインを
その地方の郷土料理とその土地で生まれたワインを合わせてみるのはおすすめです!

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